賃金未払騒動3

第1回目口頭弁論

明日は第2回目の裁判だ。
なので、一応記憶を確かにするために、第1回目の時の様子を書いておく。


2月16日(水)11:00 
寒いがやたら天気が良い。
裁判が無ければ日比谷公園でのんびりしたいところだ。


警備員と職員に聞いて第301号法廷に行く。
ドアを開けて見るとドラマのセットみたいだ。少し狭いけど。
傍聴席に座って待つ。
しばらくしてCEOが来たみたいだ。


「原告 ○○さん 被告 オー○○シー株式会社。」


職員が私の名前を呼ぶ。
傍聴席から仕切りを通って前に進む。
裁判官の前に円形の机があり、私は裁判官から見て右手に座り、CEOは左手に座った。


裁判官:「○○さんの方は支払督促から来てますので支払督促の通り陳述されるということでいいですね?」
私  :「はい。」
裁判官:「オー○○シーさんの方は支払督促に書いてあることで間違っていることはありますか?」
CEO  :「それに対しては・・・無いです。」
裁判官:「出来れば話し合いで、分割払いでお願いできればと言うことで間違いないですか?」
CEO  :「はい。」
裁判官:「それでは間に司法委員が入ってもらいますので、別室で話し合って下さい。」


で、別室に移動。


司法委員:「金額に関してはご納得いただけたと言うことで話を進めさて頂いて宜しいですか?」
CEO   :「はい。」
司法委員:「では、分割はいくらの何回払いでお考えてすか?」
CEO   :「えー、まだ目途が立ってないので具体的には来月ぐらいにならないとわからないのですが。」
司法委員「今日の所は分からない?」
CEO   :「はい。えー、この支払に関してー、えー、内容証明が取引先に行っちゃった物ですから、
     そのー、お客さんとのー、契約がー、えー、それによってー、えー、解除されちゃったものですからー、
     あーのー、それによってー、あのー、入金の計画が絶えてー、それのいまー、あー、立て直しと言うかー、
     えー、それをやっているものですからー、直ぐにー、あのー、支払えないと言うのが現状です。」


すげーイライラする。


私   :「いつになるか分からないじゃ、今までと同じですから、いついつになるとはっきり決めてほしい。」
司法委員:「どうですか?社長。」
CEO   :「いや、だから、今は無理です。」
司法委員:「でも、来月でもはっきりしないんでしょ?逆に言うと。」
CEO   :「いや、来月ははっきりします。」
司法委員:「だって、それは資金の回収次第でしょ?それは、はっきりしているんですか?」
CEO   :「そうです。」
私   :「幾ら位ですか?」
CEO   :「それは、言えませんけど。」
司法委員:「来月いつならはっきりするんですか?」
CEO   :「来月の10日から15日前後ですね。」
私   :「それが過ぎれば一括で払えるんですか?」
CEO   :「いや、一括では無理です。分割です。」
私   :「そのあとも定期的に入ってくるのですか?」
CEO   :「そうです。」
私   :「幾ら位であれば分割で払ってくれるのですか?」
CEO   :「んー、それはちょっと計画しないと決められないですけど。
      まあー、来月の末から分割で払いたいと思いますけど。」
私   :「来月になれば分かるっていうことは、もう、売上が立ってると言うことですか?」
CEO   :「そうです。」
私   :「であれば、分割のお金も大体分かるのではないですか?」
CEO   :「だから、それは来月の15日までに決めます。」


司法委員:「○○さんは2つの選択肢があって、来月15日以降にもう1回話すをするのか、話し合いはもういいので判決を求めるのか。」


ちょっと考える。


私   :「わかりました。来月になれば分割できるという話であれば、もう1回待ちます。」
CEO   :「まあー、分割ないしは、あのー、かなりの分を、あのー、

      3月末に決済できるー、可能性もあるんで、極力短期間で、あのー、支払うようには計画します。」
私   :「3月15日以降?」
CEO   :「3月16日以降。」
司法委員:「3月16日でもいいの?」
CEO   :「はい。」
司法委員:「こちらさんも債務は認めていらっしゃるので、後は支払い方だけの問題ですね。」
私   :「はい。」


で、また法廷に戻って4月11日の10:00に設定された。

まあ、メモった内容によるとこんなもんだ。